屋久島日記

屋久島生活

「移住成功」ということばへの違和感

友達から「屋久島移住成功だったね」とよく言われる

それはそう思うし悪い気はしないんだけど、微妙に違和感

なんだろうとその違和感の正体を考えてきた

 

やっぱり「成功」という言葉かな

 

私の移住の目的は「大好きな屋久島で暮らして新たな経験をすること」

だから、この移住が成功かどうかってあまり考えたことがなかった

 

移住は生活いわばプロセスである

毎日いろんなことが起こる

楽しいこともあるけど、大変なことや困ったこと、嫌な思いをすることもある

それらを全部ひっくるめて考えた時に、成功とか失敗とか言うことには実はあまり意味がない

 

毎日の生活では、選ばなきゃいけないことがたくさんある

この選択は成功だったかな?と考えることはある

たくさんの小さな選択肢

それは、島に限らずどこにいても生じるもの

生活していく以上、避けて通れない日常のたくさんの選択肢

それらが、次のプロセスを決めていく

 

私にとって、移住は生活であり、楽しく過ごすための選択のプロセスであり、これまでもこれからも続いていくものなのだ

 

だから、「今は幸せですか?」という問いにはYesと答えることができる

でも、移住は成功でしたか?と聞かれると答えられない

なぜなら、それは続いていくものだから

 

プロセスか結果かというのが違和感の正体なのだろう

 

それではまた、めっかりもうそう