屋久島日記

屋久島生活

選択の基準

毎日生活していると、選ばなくちゃいけないことがたくさんある

 

例えば、

今日は海に行くか山に行くか

今度ボルダリングの講習会があるけど参加するか

友達からのイベントを招待されたけど行くかどうか

(全部遊びじゃん...)

 

選択に悩んだ時の私の指標は、「私の心がどう感じるか」

昔は、損得とか義務感とかで選んできたけど、こちらにきてからは自分の気持ちがどうしたいかということを最優先に選んでいる

 

とはいえ、心に聞くのって実はすごく難しい

なぜなら人間は雑念が多いから

欲とか損得とかの雑念が湧いてきて邪魔されて、自分の素直な気持ちが見えにくくなってしまう

 

そういう時の私のお勧めは擬人化すること

私は、島の素晴らしい山々を見上げて、山をカウンセラーに見立てて相談する

「今こんなことで迷っている」と相談すると、不思議なことに

「こっちが良いと思う」とか、「大丈夫!」とか、なんとなく語りかけられているような気分になる

 

あまり考えすぎないことがポイントで、心を開いて投げかけてみると、なんか、アドバイスのようなものが見えてくる

それが、潜在的に私が望んでいることなんだろうと思って選ぶようにしている

 

この方法で、今の所大きな失敗はない

自分の心に忠実な選択ができるので、どんな結果が引き起こされても納得できるし正解に導けるのだと思う

 

相談相手は私の場合は山だけど、別に山じゃなくて海とか川とかでもいいし、飼っているペットとか育てている植物とか、過去の自分とか好きなキャラクターとかでも良い

心を開ける対象ならなんでもいいと思う

 

私は、島移住を最終的に決断したのもこの方法

移住前に一回来た時に、山というか島が「おいで、おいで」って言っているように聞こえた

 

そして、東京に帰って近所の神社のお気に入りのくすの木に手を当てて同じように問いかけたら、くすの木も応援してくれているような感じがした

 

これらが決め手となった

 

正解がない問いで迷った時は、擬人化して相談してみるって結構お勧め

 

それではまた、めっかりもうそう